ハッカーグループ「LulzSec」は米国時間6月6日、Sony Computer Entertainment Developer Networkからと称する54Mバイトのソースコードと、米Sony Music Entertainmentの社内ネットワークマップを公開した。
LulzSecは、ピアツーピア共有サイトPirate Bayへの投稿で、ソースコードはソニーに対する5回目のハッキングによるものであり、ネットワークマップは6回目のハッキングによるものだと述べている。Attrition.orgのサイトにあるソニーハッキングリストによると、LulzSecは、日本、オランダ、ベルギーのソニー・ミュージックエンタテインメントのサイトと、Sony Pictures Entertainmentのサイトもハッキングしたという。
ソニーの担当者にコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
また、ロシアのSony Picturesのサイトも6日、オフラインになっている。Pastebinの記事によれば、SQLインジェクションによって攻撃された結果だという。
この攻撃をだれが起こしたかは明らかになっていない。LulzSecはツイートで、この攻撃を実行したのはLulzSecではないと述べている。Sony Pictures Entertainmentのグローバルコミュニケーション担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるJim Kennedy氏は、米CNETに対するコメントで、「われわれは現在この件に関して調査中であり、攻撃されたウェブサイトを閉じている」と述べた。
さらに、先週末にブラジルのSony Music Entertainmentのサイトが改ざんされたと、The Hacker Newsが5日に伝えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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