サンディエゴに拠点を置くウイルス対策ソフトウェアメーカーのESETは米国時間6月10日、多数の企業に対し特許侵害訴訟を起こしているLodsysに対し、宣言的判決訴訟を起こした。FOSS PatentsブログのFlorian Mueller氏が伝えている。この訴訟は、カリフォルニア州南地区米連邦地方裁判所に訴えられたもので、同社の製品がLodsysの4つの特許を侵害していないことの確認を求めている。
ESETの訴状によれば、LodsysはESETに書簡を送り、ESETの「NOD32 Antivirus 4」ソフトウェアにあるアップグレード機能がLodsysが保有する4つの特許を侵害しているとして、ESETに特許のライセンス提供を申し出たという。
Lodsysの担当者にコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。同社のウェブサイトには、同社はメディアからの質問には回答しないと書かれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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