Microsoft、HTC、Nokia、Sony Ericssonの4社は、欧州共同体商標の機関に、Appleが「App Store」と「Appstore」の名称を商標登録しようとしていることは無効であるとの申立てを行った。Amazonも4月に欧州で同様の訴えを起こしており、各社はApp Storeが一般的すぎる言葉であると主張している。
Microsoftの担当者は声明で次のように述べた。「HTC、Nokia、Sony Ericsson、そしてMicrosoftによる本日の申し立ては、Amazonによる最近の訴訟と同様、Appleの独占権に対する支持しがたい主張が、広く反対されていることを示すものだ。『App store』は『toy store』や『book store』と同様に一般的な用語であり、すべての人がアプリケーションを販売するストアに使用できるべきだ」
今回の申し立てでは、Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏がGoogleの「Android」などの競合アプリケーションマーケットを「App Stores」と表現したことを特に強調している。また、Shopify、Sendmail、DIRECTVなどの小売業者がこの用語を使用しているという事実も指摘された。
Appleにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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