Walker Digitalは米国時間4月11日、同社が所有する特許権が侵害されたとして、Apple、Google、Microsoft、Amazon.comなど100社以上に対し、15件の訴訟を米国デラウェア州連邦地方裁判所に提訴した。同社所有の特許は、電子商取引、ソーシャルネットワークでのプライベートな通信、オンラインオークション、視覚的指示を伴うカーナビゲーションツールなどを対象としている。
Walker Digitalの会長であるJay Walker氏は、声明で「多くの大企業は、その起源を、Walker Digitalが1990年代半ばから終わりにかけて初めて開発した技術にたどることかできる。当社は、当社の発明と、その発明に基づいた数多くの革新的な事業や活動に誇りを持っている。このような事業は、世界中の人々の生活、仕事、旅行、社会的および商業的対話の方法を変えただけでなく、米国で多くの雇用を生んでいる」と述べている。
Walker Digitalの最高経営責任者(CEO)を務めるJon Ellenthal氏は、この訴訟は、ライセンス契約を締結するための各企業との交渉が失敗に終わったことの結果だと述べている。「これらの提訴は、われわれが求めたり望んだりした措置ではない」(Ellenthal氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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