Sun Microsystemsで「Java」の基礎を築いた著名なプログラマーであるJames Gosling氏がGoogleに入社した。Googleは現在、「Android」におけるJavaに関連した著作権および特許権をめぐり、Oracleと争っている。
Gosling氏は米国時間3月28日、新しくGoogleに入社したことを自身のブログで発表した。「何に従事することになるかはわからない。あらゆることに少しずつ関与し、無愛想な頑固者の風味をたっぷりとふりかけることになると思う」と同氏は述べた。
2010年にOracleがSun Microsystemsを買収した際、Gosling氏はOracleに入社しなかった。
Oracleの方針は明らかにGosling氏の意に反していた。同氏はOracleの最高経営責任者(CEO)であるLarry Ellison氏のことを、「暗闇の王子Larry」と呼んだ。また同氏は、「SunとOracleの間の統合会議において、SunとGoogleの間の特許の状態についてわれわれが厳しく追及されているとき、Oracleの弁護士の目が輝いているのが見てとれた」と述べていた。
Gosling氏は約1年間、どこにも所属していなかった。「人生で最も困難なことの1つは選択することである。わたしは、多くの他の素晴らしい可能性に、悩みながら『ノー』と言ってきた」と同氏はブログで述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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