iLoungeは米国時間3月16日、「iPad 2」に搭載されているマイクの音質がモデルによって異なることを指摘した。iLoungeは、原因について、マイクの穴があけられている場所を挙げている。
iPad 2マイク用の穴は、Wi-Fiバージョンの場合、本体背面を構成している金属板にあけられているが、Wi-Fi+3Gバージョンの場合、プラスチック製アンテナカバーにあけられている。
iLoungeの編集主任Charles Starrett氏は、「恐らくこの材質の違いにより、Wi-Fiモデルは、3Gモデルに比べて音のきれいさが際立っている。3Gモデルは、結果的に音がわずかにこもり、エコーがかかる傾向にある」と投稿で述べている。
iPad 2において、Appleはマイクの位置をヘッドホンジャックの隣から、本体上部中央に移動している。初代iPadの場合、本体上部にある3Gアンテナがマイクの位置と同じになることはなかった。
Wi-FiバージョンとWi-Fi+3Gバージョンの音声の違いに関連して、Starrett氏は、GSM AT&TバージョンとCDMA Verizonバージョンという2つの3Gモデルを比較した場合、GSM 3Gモデルの方が「わずかに好ましい」とも述べている。
iPad 2では、Appleのビデオチャット機能「FaceTime」の利用が可能になったことや、iPad版の「GarageBand」および「iMovie」が登場したことから、マイクは重要なハードウェア部品となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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