Appleの「iPad 2」が米国時間3月11日に発売されると、今回も例外なく数時間のうちにIHS iSuppliなどが分解を行い、中で使われている部品を明らかにした。
The Wall Street JournalのAll Things Digitalによると、IHS iSuppliは32Gバイト版のiPad 2(3G対応モデル)を分解し、各部品の原価を推測しているという。
同調査会社によると、AT&T向けモデルの部品コストは326.60ドル、Verizon Wireless向けモデルの部品コストは323.35ドルという。AT&T版のほうが少し高いのは、Verizon版はQUALCOMM製のワイヤレスベースバンドチップにGPSを組み込んでいるのに対し、AT&T版はBroadcom製のBluetoothとWi-FiチップにGPSチップを追加しているなど、ワイヤレスチップが少し高額だったり、追加の部品を必要としていたりするためだという。
32Gバイト版のiPad 2(3G対応モデル)はどちらも729ドルで販売されている。
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