7月の地上デジタル放送への移行を受け、地デジテレビへの買い替え需要が引き続き大きな流れとなっている。3月31日には家電エコポイント制度も終了。地デジテレビへの買い替えは今がチャンスだ。
ここでは、買い替え優先順位が高く、エコポイント対象製品も多いリビングと、寝室や子供部屋など、使う場所別にお勧めテレビを紹介する。なお、エコポイント対象外でも、かなり高機能で魅力的な製品が登場しているので併せて紹介しており、対象外の製品はその都度明記している。
3D表示に対応したテレビは上位機種のみだったが、ここにきて、エントリークラスのテレビにも3D機能が採用され、選択肢が増えてきた。パナソニックの「VIERA RT2B」シリーズ、東芝「CELL REGZA X2/XE2」シリーズなどの3D対応上位モデルから、ソニーの「BRAVIA EX720」シリーズのようなエントリー機まで、予算に応じて3Dテレビを選べる時代になってきた。
3Dテレビの画面サイズも、以前は50V型以上の大画面が中心だったが、ここにきてソニーのBRAVIA EX720シリーズの40V型、32V型モデルのように比較的小画面の3D対応テレビも登場している。3D表示は大画面のほうが効果的だが、32V型の3Dはゲームに最適だ。また、日本の住宅事情からすると40V型前後の3Dテレビが現実的ともいえそうだ。
3D機能のほか、Blu-ray Discドライブと500GバイトのHDDを内蔵し、録画機能も備えたオールインワンタイプのプラズマモデル。ブルーレイ3Dの再生はもちろん、テレビに最適化された録画機能を装備し、手軽なHDD録画とBlu-ray Discダビングが可能だ。ネット機能は「お部屋ジャンプリンク」(DLNA)や「Skype」などに対応し、ネット機能も充実している。
スタンダード機で、なおかつ比較的小型の32V型でありながら3Dに対応した新モデル。3Dトランスミッタを内蔵し、別売の3Dメガネを追加すれば3D映像が視聴できる。32V型の画面サイズは3Dゲームに最適だ。エッジ型のLEDバックライト液晶を採用。液晶表示は2Dテレビと同じ倍速で、4倍速対応の上位モデルのほうが3D表示に有利だが、反応速度を上げた「モーションフローXR240」機能でクロストークの少ない3D映像を実現している。かしこく節電できる「人感センサー」を搭載したほか、USB HDDへの録画にも対応している。「〈ブラビア〉ネットチャンネル」、「Twitter」、Skype対応など、充実したネット機能も大きな魅力だ。
超高性能なCELLプロセッサを搭載したCELL REGZAのスタンダードモデル。上位モデルX2は直下型LEDバックライトを装備するが、本機はエッジ型LEDバックライトを採用している。その分だけ低価格で、少し奮発すれば手の届くCELL REGZAといえる。CELLのパワーを活用した独自機能は上位モデルと同じで、特に2次元映像を3次元映像に変換する「2D-3D変換」機能の自然さはCELL REGZAならでは。3Dコンテンツが少ない現状では、自然で高画質な2D-3D変換は大きなアドバンテージといえるだろう。なお、エコポイント対象外モデルとなる。
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