URL入力フィールドの近くに「share(共有)」ボタンが設置されており、FacebookやTwitterに簡単かつ直観的にページを共有できる。同じボタンを使って、特定のFacebookユーザーにリンクをプライベートメッセージとして送信することも可能だ(ただしTwitterの友達にダイレクトメッセージとして送信することはできない)。
ところで、もしこれがFacebookブラウザなら、おそらくこのボタンは「共有」ではなく「いいね!(Like)」だっただろう。Facebookがこの企業を買収した際は、ボタン名がどうなるか注目したい。
何も共有せずに、FacebookやTwitterのステータスアップデートを送信することもできる。この操作も簡単かつ迅速に実行することが可能だが、ステータスアップデートボタンはブラウザフレーム内の別の部分にある。
RockMeltはURLボックスと検索ボックスを1つにするというChromeのコンセプトから脱却して、伝統的な「Firefox」のようにURLフィールドの横に検索フィールドを配置する旧式のレイアウトを採用している。RockMeltのフィールドで検索を実行すると、検索結果のドロップダウンウィンドウが表示される。この検索結果はバックグラウンドにプリキャッシュされる。リストを下にスクロールすると、ウィンドウの後ろにあるページがすぐに更新される。ブラウザのパワーユーザーは「add as tab(タブとして追加)」ボタンを重宝するだろう。このボタンは非常に小さいが便利なもので、検索ウィンドウの検索結果1つ1つに表示され、結果から注意をそらすことなく、検索結果を新しいタブに開く。後で見たい検索結果がたくさんある場合は、このボタンをどんどんクリックしていけばよい。検索結果は新しいタブ内に開かれるので、いつでも好きなときに見られる。
Chromeを使うときのようにURLフィールドで検索することも可能だが、RockMeltの検索機能の方が優れている。
RockMeltはプロセスをかなり消費するようだが、高速に動作する。ソーシャル機能のせいで速度が低下することはない。
RSSフィードを提供するサイトにアクセスすると、小さなアイコンが光ってユーザーにそのことを通知する。フィードを登録して、右側のサイドバーにサイトアイコンを追加するのは非常に簡単だ。RSSの結果はスクロール可能なウィンドウに表示され、プレビューを見ることもできる。しかしRSSプレビューウィンドウは検索結果ウィンドウと同じ機能を備えていない。
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