見慣れぬメーカーのパッケージを最初見たときは「あぁ、またどーでもいいケータイが出てきたのか」なんて思っちゃったのだが、実際にE130を使ってみるとデザインよし、操作性よしでかなり気に入ってしまった。特にスポーティーな外観はロシアだけで売られるなんてもったいない!とも思えてしまうくらいだ。プラスチック素材ながらも色彩が絶妙で安っぽく見えないところもかなりナイス。
またメニュー言語がロシア語だろうが、過去のトンデモケータイの操作の経験を頼りに使えてしまうのはトンデモケータイがほぼ同じプラットフォームを利用しているからで、これってすごいことかもしれない。だって世界中で売られているよくわからないメーカーのケータイが、実は中身のインターフェースは共通になっているってことなんだから。
そう、世界中に販路を広げているトンデモケータイたちは、なんと世界共通で同じ操作性を提供しちゃっているのだ。一度トンデモケータイを買ったあとは、どんなトンデモケータイに買い換えてもマニュアル要らず、直感で操作ができてしまうのである。そうなると「次も無名メーカーの変なのでいいよね」なんてユーザーを続々と量産しちゃうかもしれない。気がつけばトンデモケータイが世界を制している、そんな時代が実際にやってくるかもしれないのだ。
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