ではようやくGYSケータイの電源を入れてみよう。サッカーのTV放送などでおなじみっぽい音楽が流れながら、ゴールを決めるアニメーションが出るあたり気分を盛り上げてくれる。そして待ち受け画面もサッカー場だ!うーんさすがサッカーケータイと関心させられまくってしまう。メニューキーを押してみると、メニューの各項目はアイコンがひとつずつ表示されるユーザーインターフェースである。そしてその各アイコンがやっぱりサッカー場をイメージしたものになっているのがなかなか心ニクイ。そしてメニューの中に入っていくと、項目によってはサッカーボールのアイコンが出てきたりで、とにかく中身もサッカーしているのだ。
また電卓やFMラジオ、MP3プレーヤーなど多くのアプリの背景画面もサッカーにちなんだものになっている。やっぱりこれだけのケータイを作るんだから、メーカーもここまできちんと作りこんでいるわけなのね。買ったユーザーもこのケータイを使って毎日毎日「サッカー三昧」な気分になれるわけなのだ。これならサッカーのプロリーグの公式ケータイとして、ちゃんと販売しても十分売れそうでもある。チームロゴを入れて販売する、なんてのはどうだろうか?
なおトンデモケータイ一般に言えることなのだが、ちょっとイケナイ部分としてよく大手ゲーム機の昔のゲームを細工して中に入れちゃったり、有名歌手の音楽や映画の予告編などをプリインストールしちゃっている製品もある。だがGYSケータイはゲームも有名歌手の音楽もゼロ、立派である。ところがサッカー関連の音楽やらビデオがいくつか入っちゃっているのだ。まぁこのあたりはトンデモケータイということで大目に見てあげたいところではあるし、サッカーケータイとしてコンテンツもしっかりそろえたかったのだろう。
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