しかし、Microsoftには、iPadに対抗する製品が直ちに必要であるというForresterの基本的な前提は否定できない。携帯電話や音楽プレーヤーにおいて追い上げを図ってきた同社のこれまでの経験は、後発製品の巻き返しが近年、どれだけ困難であるかを物語っている。
Microsoftにとってさらに不運なのは、同社はタブレットにおいて10年ほどリードしていたにもかかわらず、同市場が始動するや否や、蚊帳の外にいたという事実である。
また、Forresterが指摘するように、iPadによって生み出された脅威は、タブレットのみに限られたものではなく、また、Appleのみが発するものでもない。
Forresterのアナリストらはレポートの中で、「Windowsは、タブレット市場のシェアを譲るわけにはいかない。そして、それは、Appleが次世代のコンピューティング機器を定義しているという懸念からだけではない」と述べている。「Googleも、Microsoftの領域を狙っており、ネットブックに対する、消費者が使いやすく値段も手頃なソリューションとして同社の『Chrome OS』を推進している」(Forresterのレポート)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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