報道によれば、Microsoftは携帯電話などのデバイスの市場でAppleやGoogleにますます水をあけられていることから、消費者向けガジェット部門を監督するチームの再編準備を進めているという。
The Wall Street Journal(WSJ)は匿名の情報筋の話を引用して、Microsoftは「早ければ今週にも、Entertainment & Devices部門の大規模な組織改編」を発表する可能性があると報じた。WSJによれば、この組織改編には、同部門の最高体験責任者(Chief Experience Officer:CXO)兼最高技術責任者(CTO)で、先ごろ中断されたタブレットPCプロジェクトを監督していたJ Allard氏の退任が含まれる見通しだという。同部門はMicrosoftに22年務めているベテラン社員Robbie Bach氏が率いている。
Microsoftについて一部では、同社の根幹をなす「Windows」および「Office」ファミリーが、モバイルの未来のために必要な取り組みの障害になったと言われている。Googleの「Android」OS搭載携帯電話やAppleの「iPhone」が出荷台数を大幅に増やす中で、MicrosoftのモバイルOSをベースとする携帯電話の出荷は縮小している。
Entertainment & Devices部門は、Microsoftの「Xbox」ゲーム事業も担当している。
Microsoft関係者はJ Allard氏の現状および組織的な問題について、コメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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