ワシントン州レドモンド発--Steve Ballmer氏は、言葉に詰まることは決してないが、だからといって、うっかり秘密を漏らすとは限らない。
Microsoftが開発を進めていると言われている、極秘のデュアルスクリーンタブレット「Courier」についても、話を聞くことはできなかった。
Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は、新番組CNET Conversationsのインタビューで、Courierについては何も言うことはないと述べた。同氏は、「本当に何もない」と、米CNET TVのMolly Wood記者と筆者に語った(情報筋によると、このプロジェクトは実在し、Courierは多くのプロトタイプの1つであるというが、現在筆者が入手できている情報はそれがすべてだ)。
今回のインタビューのビデオ(英語)は、このページで見ることができる。このインタビューのすべてをテキスト形式にしたトランスクリプトは、CNET Conversationsのウェブページにある。
Ballmer氏は、テクノロジに対する自身の楽観主義、経済に対する自身の考え、AppleやGoogleと自社との競争について話しているときには、口が堅くなることはなかった。
経済については、Ballmer氏は、状況は悪化していないと述べたが、経済は良くなっていると最近言い放った、GoogleのCEOであるEric Schmidt氏ほどの発言はしなかった。
「現段階ではいかなる予測も、おそらく少しばかり時期尚早だと思う。ありがたいことに、Microsoftは、こういった経済状況で起こることのある2回目の急激な落ち込みを経験せずに済んでいるが、失業率は依然として高く、さらに上昇している。多くの世帯が失業しており、ますます多くの世帯が毎日失業している状況で、最悪の不況が過ぎたとは言いにくい」(Ballmer氏)
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