Microsoftは、エンターテインメント担当部門内の新たな配置換えを静かに行っている。「Zune」「Windows Media Center」「Microsoft Mediaroom」の各担当チームをEnrique Rodriguez氏の指揮下に統合してから1年を待たずに、同社はまたしても組織を再編した。
IPテレビ技術のMediaroomは、独立した事業としてEntertainment部門を率いるRobbie Bach氏の指揮下に入る。一方、Media CenterとZuneのソフトウェア担当チームは、より幅広い分野を扱うInteractive Entertainment Business部門の責任者Don Mattrick氏の指揮下に移る。Microsoftは声明の中で、この組織再編を事業の「自然な発展」と呼んでいる。
とはいえ、密接につながるエンターテインメント戦略の一部として3製品すべてを統合することの戦略的な優位性を喧伝していたころから、まだ1年も経っていない。11カ月の間に何が変わったのかをMicrosoftに問い合わせたが、回答は得られなかった。
一方、Rodriguez氏の進退は、今のところ明らかになっていない。長年にわたってMicrosoftの幹部を務めた同氏は、新しい活躍の場を社内と社外の両方に求めていると伝えられた。
Microsoftは、「Enrique Rodriguez氏はテレビ、動画および音楽事業を率いる立場から先へ進むことを決意し、現在は次の機会を見極めている」と述べたが、それ以上の詳細を明かさなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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