常識を打ち破る「美しすぎるトンデモケータイ」--中国トンデモケータイ図鑑 - (page 4)

楕円のディスプレイを有効利用

 モーションセンサを内蔵しているV12、本体を横向きにすると画面も当然横向きになる。待ち受け画面のレイアウトも横向きに適合して配置が変わるのがよくできている。メインメニュー画面はなぜかモノクロアイコンになるのは縦方向と横方向で違う画面を使っているからだろうか。

画面を横向きにすると待ち受け画面もちゃんと変わる 画面を横向きにすると待ち受け画面もちゃんと変わる(※画像をクリックすると拡大します)

 では実際にV12を使ってみよう。縦位置に持ち替えて、メニュー画面からまずは電話をかけてみる。電話アイコンをタップすると画面は楕円だが、一般的なフルタッチケータイと類似した数字キーのタッチ画面が現れる。あとは指先やスタイラスで番号を入力して発信すればよいだけだ。数字は縦横にきちんと並んでいるため、押しにくいということはないだろう。

 一方でメッセージ機能を開いてみると、新規メッセージ作成画面では画面下部に数字キーが表示されるため、下側のキーほど幅が狭くなり、指先ではミスタッチをしてしまう。画面形状が下にすぼまっているためこれは仕方ないところだろうか。ただ手書き文字入力にはもちろん対応しているので、実際はスタイラスペンなどで手書き入力したほうが使いやすいだろう。

 メッセージを読む画面では左右に余白があり全画面を使わず真ん中部分を長方形のディスプレイとして利用しているようだ。また上下のスクロールは画面上をそのまま指先で上下に動かせばよく、流れるように動くキネティックスクロールには対応しないものの操作性は良い。一方カレンダーでは画面の左右いっぱいにカレンダーが表示されるなど、アプリによって画面の使い方に差があるようである。まぁこのあたりは開発者の思想や意図が隠されているのだろう。実際の操作も動画でぜひ見てほしい。

V12を操作!
電話をかける場合は数字をタップすればよい 電話をかける場合は数字をタップすればよい(※画像をクリックすると拡大します)
メッセージ作成画面では下のキーが押しにくい。手書きがベターだ メッセージ作成画面では下のキーが押しにくい。手書きがベターだ(※画像をクリックすると拡大します)
カレンダーや電卓は左右の幅一杯まで画面を利用する カレンダーや電卓は左右の幅一杯まで画面を利用する(※画像をクリックすると拡大します)
メッセージやメニューが画面に表示しきれないときは、画面上を上下に指先で動かせばスクロールする メッセージやメニューが画面に表示しきれないときは、画面上を上下に指先で動かせばスクロールする(※画像をクリックすると拡大します)

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