外観や質感にも気を使う製品が増えてきている中国トンデモケータイ、最近では金属素材を多用する製品も増えている。手に持ってずっしりとした重さを感じる金属ボディケータイは、中の機能のチープさはさておき高級品っぽい風格を備えちゃっているのである。安物ながらも安っぽくしないように努力しているあたり、トンデモメーカーたちも日々がんばっているのね。まぁ実際のところはどうがんばってもチープな仕上がりなので無駄な努力なんだけど(笑)。
今回紹介する製品もこれまでにはなかった全く新しい素材を採用した意欲的なケータイなのである。素材そのものはめずらしくはないのだが、その素材をあんな部分に使っちゃうなんてのはトンデモケータイ界では初。パッケージイラストをよーく見てみると「ん?これって印刷ミスじゃないの?」と思えるはずだ。なんてったって数字キーが普通じゃない!だって透けて見えちゃうんだから!
なお製品名はMJ88。メーカー名は毎度のことながら不明、というかナシ。パッケージをよくみると帽子をかぶってダンスをしているようなミュージシャンの写真が写っていることから、このMJとは2009年に急逝された世界的に有名なあの方なのであろうか?これって便乗商品?うーんなんでこんなパッケージにしたんだろうか。相変わらずトンデモケータイメーカーのやることは理解できない……。
またパッケージ側面の機能紹介を見ると「8メガカメラ」「株価情報対応」みたいな記載がある。ったくこれ見て「うわー、すごい」なんてさすがの中国人だって思わないでしょ(笑)。とりあえずなんでも印刷しちまえ、って気持ちはわかるけど、やるだけ無駄なんだからやらなきゃいいのにねぇ。なお「DOUBLE PDA」という謎の表記も見られるが、これは一体何なんだろう?実はこの機能だけは結局いじってみても最後まで全くわからなかった。ちなみに販売店の店員さんに聞いたところ「何だろね」との回答(笑)。ま、書いてあるだけなんだから気にしない気にしない……。
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