このように質感やデザインがよく、しかも中身までもがなかなか「イケテル」OZZO V12。これがトンデモケータイってのはかなりもったいない気がする。本体カラーは3色用意されているそうだが、10色くらい展開したら結構話題になって売れるんじゃないだろうか。しかもV12にはまだまだ美しすぎる機能が隠されているのだ。
V12を待ち受け画面のまま放置しておくと、自動的にスクリーンセーバーモードになるのだがこれがアナログ時計の表示なのだ。しかも12時、3時、6時、9時がローマ数字、他の時間は宝石が置かれており真ん中には筆記体で「Diamond」の文字。冒頭の写真がこれなのね。画面がパワーセーブモードになり真っ暗になったとしても、何かキーを押すと待ち受け画面に戻るのではなく、まずは時計表示に戻るので時計としても使いやすいようにできている。
また画面の操作をロックしたい場合は、待ち受け画面からショートカットアイコンの真ん中にあるキーロックアイコンをタップすればよい。これで一切のキー操作は反応しなくなり誤操作が防止される。キーロックを解除する場合は画面に表示されている矢印の向きに指先を回転させてスライドさせればよい。iPhoneに似せて指先の左右スライドでキーロック解除させるトンデモケータイが増えているが、ここにもV12はオリジナリティーを追求しているわけだ。
今回は「驚きびっくりトンデモナイ」ではなく、V12の完成度にすっかり魅入られてしまった。女性向けのトンデモケータイはペンダント型など少しずつ増えてきているが、このV12ほど外も中も美しい製品はこれまでにはなかった。製品に対する女性の目は実は男性のそれよりもシビアであり、トンデモケータイの進化は実は女性の力によるところも大きいかもしれない。せっかくだからOZZOには女性向けケータイ専門メーカーとして今後も美しい製品を出し続けてもらいたいものである。
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