NTTグループの組織再編を検討する、総務省の専門チームが設置される。3月29日に開催された、ICT政策を議論する総務省のタスクフォース(作業部会)「過去の競争政策のレビュー部会」および「電気通信市場の環境変化への対応検討部会」の合同会合で決定した。
作業チームは、総務省の原口一博大臣が3月9日に開かれた政務三役会議において5月中旬をめどにNTTのグループ再編に向けた方向性を固めたい考えを受けて設置。メンバーには「過去の競争政策のレビュー部会」の東京大学大学院の相田仁氏と野村総合研究所の北俊一氏、「電気通信市場の環境変化への対応検討部会」から九州大学大学院の篠崎彰彦氏とA.T.カーニーの吉川尚宏氏の各2名が選出され、5月中旬までに基本的な方針をまとめる。
作業チームでは、このほかユニバーサルサービス制度の見直しの必要性についても議論が行われる。
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