「とてもシンプルなアプリケーションだが、実際、とても素晴らしいものだ。通常なら交わることのない同僚と、ランダムに出会うからだ。役に立たないこともあるが、時には本当に興味深いこともある。いずれにしても自分の食事を待っているだけだ」(Steinberg氏)
Pratley氏は、Microsoftにも「Cafe TV」という同じようなシステムがあり、またMicrosoftの株主総会などの注目を集めるイベントや、Stephen Elop氏が率いるMicrosoftビジネス部門の全員参加の会議でも、OfficeTalkを使っていると言う。
興味深いことに、MIX10のパネルディスカッションに参加したTwitterのRyan Sarver氏によれば、Twitterでは情報の共有に多くの個人アカウントを使用しているものの、自社独自の企業向けシステムはないという。
ソーシャルネットワーキングの専門家で、MicrosoftのFuture Social Experiences(FUSE)Labsを率いるLili Cheng氏は、社内マイクロブログアプリケーションによって、形式張らないコミュニケーションに便利な手段が得られるとしている。
「人々に意見を言う手段を与えるのは、いいことだと思う」とCheng氏は言う。
そうしたシステムがあれば、一斉に電子メールを送ることなく、多くの同僚に意見を伝えることができる。
「自分の会社で問題があったら、どうするだろうか。会社の全員に電子メールを送るだろうか。このようなツールがあれば投稿するだろうとわたしは思う。人々は興味を持てば、それを確認する。そうすれば、コミュニケーションがずっとスムーズに流れ続ける」(Cheng氏)
FacebookのSteinberg氏は、大規模なウェブ企業すべてに、ビジネス面でできることがもっとあるだろうと言う。「仕事で使いたい人向けにわれわれの製品を改良する方法がいくつかあると思う」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境