では本体の電源を入れてみよう。まずは蓋カバーを開けてSIMカードとバッテリをセット。本体が小型なことと、音楽ケータイを目指しているだけあってかSIMカードは1枚のみだ。ちなみにディスプレイもタッチ操作は非対応である。F210のような小型のトンデモケータイは最近は手書き入力機能は搭載していないものが増えている。
電源キーを押して起動すればあとは音楽ケータイとして活用できる。と思いたいのだが、いきなり問題発生!ディスプレイの下の左右にはそれぞれ「Menu」「Names」の表示が出るのだが、これを操作するハードキーの割り当てがないのだ!一般的なトンデモケータイであれば画面の下にすぐに数字キーがあり、左右のソフトキーに対応するキーが存在するのだがこのF210にはそれがない。ちなみに音楽再生のホイールボタンの左右を押しても反応はしない。だからMenuが呼び出せない?
恐らく内部ソフトは他のトンデモケータイと共通で、音楽操作ホイールボタンを独自に備えたF210用にカスタマイズがされていないのだろう。そのためメニューの呼び出しはホイールボタンの真ん中を押す。なお上側の「Menu」と書かれた部分を押してもこれは「上」キーなのでメニューが出てこない。うーん、やっぱり某音楽プレーヤーのデザインを真似ただけなのかこれも。あとは下側の再生/一時停止ボタンが「下」キーになるのでこれで上下操作が可能になる。
でもなんか操作がちょっと面倒なのでもっと簡単に使えないのかよぉー!、と思ってあれこれいじってみたところ、ホイール部分に指で触れると画面がするする動く!なんと本物のiPodのようなクリックホイール操作に対応しているってことなのか。なるほど、これなら指先1本で簡単にF210を操作できそうである。
電源投入からこのクリック&ホイール操作までは動画を撮影したのでそちらでも動作をぜひ見てほしい。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境