パッケージはこのくらいにしてそろそろ中身を見てみよう。パッケージを開けてみるとじゃーん!F210本体がきれいに収められているのだが、ここで誰もがすぐに思うのは「えっと、これってなんか有名な某社の音楽プレーヤーっぽいですよね〜」だろう(苦笑)。
てかこれケータイなの?数字キーはないし、実はただの音楽プレーヤーじゃないの?とちょっと心配になる。それくらい見た目は音楽プレーヤーっぽい。角の丸みを取って楕円の形状にしたあたりで「オリジナルだよん」と主張しているようだが、操作キーのデザインはどう考えてもモノマネ?(笑)。まぁこのサイズ・このデザイン・この形状のケータイは「こんなの待ってた!」って思う人も多いだろうから大目に見てやってほしい。
さて斜めにぴったりと収められている本体を取り出し、アクセサリと付属品を見てみるとここから先はやっぱりトンデモメーカー。付属品がビニール袋に入っていたりいなかったりで、しかも乱雑に入れられている。まぁ本体だけ使えればいいんだろうけどさ、せっかくここまでパッケージとかに力を入れているんだから最後までがんばろうよ。せっかくケーブルやACアダプタなどすべてホワイトカラーでまとまってるというのにもったいないなぁ。
F210の本体は上部に充電とデータ転送を兼用するコネクタが1つだけあるだけで、他には音楽操作用のホイール以外のキーやボタンは一切ない。でもこれでは電話をかけることは難しいはず。実はF210は本体が裏表の2枚構造になっており、裏側をくるりと回せば数字キーが表れるのだ。実はこの構造、某韓国メーカーの音楽携帯を模したものであり、型番のF210も全く同じ。本体デザインはアメリカの有名な音楽プレーヤー&PCメーカーから、ギミックは韓国のイケイケなケータイ世界シェア2位の会社から拝借ってことでなわけだが、まぁ所々にオリジナリティーを追求しているようだからこのあたりもあまり責めないでおこう。
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