フォトレポート:南極の氷と海面上昇への影響--NASAのアイスブリッジ調査 - 6/15

文:Jonathan Skillings(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年12月03日 07時30分
 これは、パインアイランド氷河周辺の薄氷を1500フィート(約460m)上空から撮影したもの。世界の底辺にある大陸の氷は全体として、正確にどのような状態だろうか。

 「簡単な答えは、南極の海氷は範囲が減少しているということになる。ただし、南極の問題は1文で簡単に答えられるようなものではない」。同ミッションの海氷担当主任研究員であるThorsten Markus氏は、アイスブリッジ調査のFAQでこのように述べている。

 「北極については比較的簡単だ。氷は減少しており、いつかは氷のない夏が訪れるだろう。南極の状況はもっと複雑だ。西南極付近では、海氷は減少している。半島周辺でも海氷が減少しており、そしておそらく降雪が増えるため、ここでも大きな変化が見られるだろう。しかし、大陸の多くの地域では、実は海氷はわずかに増えている。これには、氷の下の海、オゾンホール、そしてこの2つの組み合わせが関係している」(Markus氏)
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 これは、パインアイランド氷河周辺の薄氷を1500フィート(約460m)上空から撮影したもの。世界の底辺にある大陸の氷は全体として、正確にどのような状態だろうか。

 「簡単な答えは、南極の海氷は範囲が減少しているということになる。ただし、南極の問題は1文で簡単に答えられるようなものではない」。同ミッションの海氷担当主任研究員であるThorsten Markus氏は、アイスブリッジ調査のFAQでこのように述べている。

 「北極については比較的簡単だ。氷は減少しており、いつかは氷のない夏が訪れるだろう。南極の状況はもっと複雑だ。西南極付近では、海氷は減少している。半島周辺でも海氷が減少しており、そしておそらく降雪が増えるため、ここでも大きな変化が見られるだろう。しかし、大陸の多くの地域では、実は海氷はわずかに増えている。これには、氷の下の海、オゾンホール、そしてこの2つの組み合わせが関係している」(Markus氏)

提供:Jim Yungel/NASA

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