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「Androidは革命」--グーグルの担当ディレクターが語る「オープン性」の意味 - (page 4)

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年05月27日 07時30分
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--Android 1.0から1.5で、何を学びましたか。

Rubin氏:1.5は、これが1.0だったらと思う製品だということを学びました。その理由は、これがGoogleにとって異なるビジネスだからです。このビジネスは業界が自社の携帯電話のためのOSを構築する手助けをするものです。

 ウェブ上では非常に素早くリリースを繰り返すことができ、ベータ版で公開することも、バグを文字通り1時間ごとに修正することも可能です。携帯電話では、製造中のデバイスのROMに、一度に吹き込みます。そこでは、全部品がジャストインタイムで発注され、在庫やその他もろもろのリスクがあります。製品は文字通り製造ラインを流れてきており、ラインの終点に行き着くまでにソフトウェアが用意できていなければ、床に落ちて積み重ねられていきます。そうすれば結局、多くの人々、多くのお金が無駄になります。きちんとやらなければ、痛い目にあいます。

--この市場における勝者と敗者を決めるのは何でしょうか。電話に望むことは人それぞれです。どうやって、誰でも使える携帯電話を実現しようとしていますか。また、どうやって進行中の出来事に遅れずについていこうとしていますか。

Rubin氏:われわれは本当にユニークなものを実現しようとしています。ほかの誰もこれを提供していないと思います。われわれはオープン性に特別に焦点を絞っています。そしてオープン性は、人々が望む製品を手に入れる手段です。

--人々は(オープン性について)気にしているでしょうか。つまり、業界は気にしているかもしれませんし、「Open Handset Alliance」のパートナーも気にしているでしょう。でもコンシューマーはどうでしょうか。

Rubin氏:それは余計なおせっかいというものです。わたしは何かマーケティングキャンペーンを実施して、オープン性が意味するものをコンシューマーに啓発しているわけではありません。実際、街でオープン性について人々に尋ねたとしたら、10通りの定義が返ってくるでしょう。Symbianの人々は「わたしはオープンです」と言うでしょうし、LiMo Foundationの人々は「わたしはオープンです」と言うでしょう。

 おそらくオープン性のロイヤルフラッシュのようなものが存在するのでしょう。持ち札をテーブルに広げて、(指さしながら)「オープン、オープン、オープン、オープン、オープン」と言います。オープンを最も多く持っている人の勝ちです。

 われわれはこの状態にいると考えています。われわれにはオープンエコシステムがありますし、オープンソースプラットフォームもあります。正しいライセンスを選んでおり、バイラルマーケティングの側面もなく、無条件で100%無料です。Androidは完全なもので、電話を開発するのに必要なあらゆるものがそろっています。まだ結論は出ていませんが、そういったすべてのものを加えたとき、このすべての構成要素によって、本当に成功する製品をつくることができる可能性があります。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ

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