競合サイトや画像掲示板のフォーラムのユーザーが人気動画サービスのYouTubeに対して「Porn Day」キャンペーンを宣言したことで、YouTubeは米国時間5月20日、わいせつ動画の削除に奔走した。
Ars Technicaによると、動画サイトeBaum's Worldおよび画像掲示板4chanのフォーラムがYouTubeに大量のわいせつ動画の「じゅうたん爆撃」を計画したという。
YouTubeはできうる限り迅速にこれらの動画を削除してきたが、削除された動画の一部が依然として検索結果にサムネイル画像ではっきり表示されていると、Ars Technicaは伝えている。
Googleの広報担当であるScott Rubin氏はArs Technicaに、検索結果からわいせつ画像が表示されたすべてを削除するには数日を要するだろうと述べた。
CNET Newsが20日午後に行った電話取材で、Rubin氏はコミュニティーメンバーがYouTubeへわいせつ動画に関して警告を発した直後にこれらの動画は削除されたことに加えて、「Porn Day」キャンペーンを誇示し動画のリストを表示する特定のチャンネルが停止されたことを語った。
「このいたずらグループは、たくさんのわいせつ動画をYouTubeにアップロードすることが愉快だろうと考えた」とRubin氏は述べ、「今回の事態は残念なことだ。無計画な悪ふざけだと思う。ガイドラインに抵触するコンテンツを削除するにあたって、われわれのシステムは本当にうまく機能していると考える」と続けた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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