ドリコムの2009年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が低水準ながら前期比で20倍以上となる8500万円だった。原価や販売管理費などのコスト管理を徹底した。売上高販管比率は64.6%と前期比1.8ポイント上昇したが、売上高原価率は31.7%と同5.5ポイント低下した。
売上高は前期比0.3%増の21億2100万円だった。モバイルコンテンツ関連では「きせかえ」サービスなどを相次ぎリリースし、ASPサービスではオプションプランの提供やバージョンアップを進めた。しかし、下期以降の景気悪化で企業向けサービスは全般に伸び悩んだ。
当期純損益は4億9200万円の赤字(2008年3月期は6億4200万円の赤字)だった。子会社のドリコムマーケティングの収益見通しが厳しくなったためのれん代の減損損失4億1500万円を特別損失に計上した。
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