ドリコムの4-9月連結決算、黒字転換--リストラ対策が寄与、新規事業も立ち上がる

 ドリコムは11月6日、2008年4-9月連結決算は、本業の利益を示す営業利益が1000万円と前年同期の1億7800万円の赤字から黒字転換した。これまで1年程度進めてきた「事業体制の最適化」と銘打ったリストラ策が寄与したうえ、新規事業も順調に立ち上がっている。

 売上高は前年同期比11%増の10億4700万円だった。期初見通しを4700万円上回った。広告事業や子会社のジェイケンで手がける携帯電話きせかえ事業などの新規の注力部門が伸びた。

 事業体制の最適化では、外注費を削減したほか、本社移転で家賃を2分の1に減らした。第2四半期の従業員数は185人で、1年前に比べて60人近く減らした。

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