ドリコムが上方修正--本業特化とともに行動ターゲティング広告など新事業育成に注力

 ブログシステム開発のドリコムに回復期待が高まってきた。10月20日に2009年3月期の9月中間期業績計画について上方修正を発表。業績の回復ピッチを速めており、今後は復活銘柄として注目を集めそうだ。

 9月中間期業績は連結売上高が従来予想10億円から10億4000万円へ増額。経常赤字は同1億1000万円を想定していたが500万円に収まる見通しとなった。

 ドリコムは2007年3月期に営業損益段階から赤字に転落。その後、主力のブログシステム開発に特化することで収益回復を目指してきた。経費削減などで2008年3月期業績は黒字に浮上したが、本格的な回復には至っていなかった。

 ドリコムは2008年3月、楽天との資本業務提携を締結。独自に進めてきた次世代行動ターゲティング広告配信技術の開発について、楽天のノウハウも融合させていくという。

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