ドリコム、アドマーケットプレース「スペースハンター」を2009年1月末でサービス終了

永井美智子(編集部)2008年11月04日 18時32分

 ドリコムは11月4日、アドマーケットプレース「スペースハンター」を2009年1月30日で終了すると発表した。

 アドマーケットプレースとは、企業が独自の広告配信ネットワークを構築し、オンラインで広告主と複数の媒体をつなぐサービス。ドリコムでは2007年3月28日に運営を開始していた。

 スペースハンターは2008年11月28日午後5時で新規アカウントの登録、新規の広告出稿、広告費のチャージを停止する。その後、2009年1月30日午後5時にサービス自体を終了する。また、サポートについても、2009年2月28日で終了する予定だ。

 サービスを終了する理由について、ドリコムでは「売上、収益の状況と、現在の市場環境、今後の市場拡大の可能性を合わせて検討した結果、撤退という判断をした」と説明。今後は、行動ターゲティング広告「ad4U」事業に集中するとした。なお、スペースハンターの現在の利用社数は、広告主が約10社、媒体社が約1000社とのことだ。

 スペースハンターは10月14日付けで利用規約を変更し、サービスの廃止に関する項目を追加していた。

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