この万能バッテリ充電器、最近ではさまざまなバリエーションが登場している。本体の色や形状を変化させたものだけではなく、充電中のライトの光具合も7色に光ったりフラッシュしたりと、ド派手なものも出てきている。まぁ差別化するって言っても大した機能がないだけに、色や光で特徴を出すしかないのだろうなー。
一方最近少しずつ見かけるようになったのがちょっと小ぶりのカワユイ系なもの。これらはキーホルダーやケータイのストラップとしても利用可能だ。指先サイズと小さいため、これなら常時持ち運びできそうだ。また充電は家庭のコンセントではなくPCなどのUSB端子を利用する。こんなミニサイズでも本体はしっかりとクリップ構造になっており、金属の爪の端子位置を調整してバッテリを挟んで充電できる。
ただし、使ってみたところ、大型で重量のあるバッテリは充電器のUSBコネクタ部分に負荷がかかってしまうのか、1時間くらい充電したらコネクタ部分が若干熱を持つこともあって溶けて少し曲がってしまった。まぁそのあたりは中国クオリティーなのだが、小型なものだけに緊急時の充電用、として使ったほうがいいかもしれない。
最初に紹介した万能急速充電器も、長時間の充電は時々過充電の恐れがあるので注意したほうがよいと販売店の人が言っていた。うーんそんなもの売るなよなと突っ込みたくなるが、たしかにこんな単純なモノに100%の信頼を寄せてはいけないかもしれない。バッテリの充電が完了したら充電器はコンセントから速やかにはずしたほうがいいだろう。
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