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インターネットの歴史--50の主要な出来事(第1章) - (page 3)

文:Nate Lanxon(CNET UK) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年02月26日 07時30分
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ネットワーク網の広がり

 ウェブの基礎部分が築かれ、建屋部分となるものを構築する時がきた。ここに挙げる5つの出来事は、現在のウェブの技術に貢献したいくつかの開発の基礎となっている。

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1993年2月 Mosaicベータ版公開

 FirefoxやInternet Explorerが登場するよりもかなり前となる1992年時点で、ErwiseViolaWWW、あるいはArenaといったいくつかのブラウザが存在していた。しかし実際に成功を収めた世界最初のブラウザはMosaicだ。米イリノイ大学の学生だったMarc Andreessen氏によって開発されたMosaicは、ウェブの爆発的成長に火を付けるとともに、ウェブサイトへの関心を高めた。Mosaicは、その後ユーゴスラビア人のAleks Totic氏によってMacintosh OS上に移植された。リリース1.0の登場は1993年4月である。

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1994年後半 SSL開発

 Mosaicで成功を得たAndreessen氏は1994年4月、Netscapeを設立した。同社はMozillaと呼ぶブラウザのベータ版をMosaicの後継としてリリースしたあと、同年12月にNetscape Navigatorを発表した。一方でその前の10月に、Andreessen氏はウェブ上で伝送される重要なデータはセキュリティを保つために暗号化することが必要であるとし、その作業をスタートさせている。同社が出した答えがSSL(Secure Socket Layer)であり、現在も業界標準として使われている。

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1995年4月 Apacheリリース

 現在のウェブサイトの半数が、Apacheが動作するサーバを利用している。ApacheはオープンソースのHTTPサーバソフトウェアで、完全に無償であり、ウェブページを出力する役割を担う。Rob McCool氏が1970年代に開発したNCSA HTTPdの後継にあたる。Apacheはウェブの爆発的な成長を加速させ、MicrosoftのHotmailでさえも2000年頃まではApache上で動作していたほどだ。

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1996年12月 Flash 1.0誕生

 MacromediaのFlash(現Adobe Flash)は、もともとはFutureWave Software社がペンタブレット用お絵描きソフトウェアSmartSketchとして1995年頃に開発したものがベースになっている。その後ソフト名をFutureSplash Animatorと変え、さらに1996年12月にはアニメーションソフトウェアとしてMacromedia社に売却され、Macromedia Flash 1.0になった。Flashは現在、Adobeが所有し、世界中のパソコンの95%以上にインストールされ、主に仕事時間中の暇つぶしに使われている。

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1997年12月 RSS登場

 RSSフィードはXML言語ベースで、ユーザーはRSSフィードリーダを使ってウェブサイトのコンテンツを購読することができる。RSSはDave Winer氏によりscriptingNewsフォーマットとして1997年に開発され登場した。1999年にはNetscapeがRSS 0.90を開発した。XMLベースと類似のフォーマットだが、Netscapeは世紀が変わる頃には開発から撤退している。RSSはブログへのアクセス性を高めただけではなく、明らかに、ポッドキャスティングはRSSに依存している。

 第2章へ続く(隔週で公開します)。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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