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ミクシィ笠原社長に聞く、mixiが登録制に移行したワケ - (page 2)

鳴海淳義(編集部)2008年11月27日 23時10分
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――登録制で入って簡単に知人を見つけられる仕組みというと、Facebookのようにウェブメールなどのアドレス帳をインポートする機能などがあると思います。

原田:それも1つですね。具体的なことは申し上げられませんが、今後追加する機能に入っています。ほかにもいくつかありますが。

より開かれたSNSを目指してより開かれたSNSを目指して。」 ミクシィがオープン化について解説しているページ(クリックすると拡大します)

――登録制と招待制、どちらかを選ぶことでSNSの形は変わるのでしょうか。

笠原:SNS自体がいまモバゲータウンやGREEも含めて、広義な意味合いになってきています。弊社が考えるSNSとしては、招待制、登録制どちらであっても変わらず、リアルな友人、知人を中心としたコミュニケーションを提供することです。

 もともとmixiを立ち上げたときからそれを目指してやってきましたし、それを実現する上で当初は招待制の方が合っているという想定のもと、招待制を採用してきただけです。今回のタイミングで登録制を併用していくことに問題はないし、そうすることでより多くの人がリアルなコミュニケーションをする場になっていくと考えています。

――登録制への移行や年齢制限の引き下げによって、既存ユーザーが得られるメリット、デメリットとは?

mixi事業本部長の原田明典氏mixi事業本部長の原田明典氏

原田:まずSNSの場合、コミュニケーションできる相手が増えるということが既存ユーザーにとってのメリットですね。自発的にどんどん招待してマイミクを増やしていくかというと、おそらく古くから使ってくださっているユーザーさんはもうそういう時期ではないでしょうし。

 デメリットに関してはあまりないと考えています。よく言われるようなところですと、年齢制限を下げることで若い人がコミュニティに入ってきて荒れてしまうのではないかという懸念があるのですが、18歳未満のユーザーはコミュニティが使えません。そういうSNS上のパブリックな領域にはあまり入れないようになっていますので、実際の友達とだけ使えるという制限があります。

笠原:登録制に関してもたとえば複数アカウントが増えるのではないかという懸念があると思いますが、携帯端末認証を続けることでそれはカバーできます。あるいはスパム行為を行う業者が活発になるのではないかという点に関しては、すでに招待制はハードルとしてあまり意味がないんですね。

 むしろ携帯端末認証の壁を乗り越えてきている攻撃に対して、どう対応していくかというところに力を入れています。ですので、登録制に移行したところであまり状況的には変わらないというのが正直なところですね。

――18歳未満のユーザーはコミュニティ機能の利用を制限されるそうですが、それは青少年保護というよりも既存ユーザーのスペースを保護するという意味合いが強いのですか。

笠原:両方ですね。青少年の方の安全性を高めるというのもあります。

原田:ただ青少年にふさわしくないコミュニティがあるかといえば、基準を設けているので大丈夫です。ただ、たとえば年齢的な揉めごとなどのトラブルからお互いを守るために制限しています。

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