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ミクシィ笠原社長に聞く、mixiが登録制に移行したワケ - (page 3)

鳴海淳義(編集部)2008年11月27日 23時10分
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――同様に18歳未満のユーザーは検索機能が使えないようになっていて、自身が検索に表示されることもないとのことですが、これはどういった点で青少年保護に効果があるのですか。

原田:全然知らない人を探すということは、もともとmixiにとってあまり重要ではないので、そこを単純に取ったということですね。そこが大きなデメリットになるとは考えていません。リアルな知人を介して、その友達の友達とつながっていくことは普通の社会と同じなので大丈夫かなと思います。

笠原:冒頭でも申し上げましたが、目指しているのはリアルの友人、知人とのコミュニケーションを中心としたSNSです。18歳未満の方に関しては特にその機能を中心とし、同じクラスの友達とか、先輩、後輩、あるいは小学生、中学生のときの同級生などの方たちとつながってコミュニケーションをとっていただければと思います。

――同時にmixiが出会い系サイトのような使われ方をするリスクも排除できると。

笠原:そうですね。

――最近、mixiに犯罪自慢のような内容の日記を書いてしまい、それが多くの人に晒されてしまうというケースが目立ちます。そういった危険性が加速されてしまうことはないですか。

笠原:18歳未満のユーザーに関しては日記の公開設定がデフォルトで「マイミクまでに公開」になっています。

原田:いまはサポートのなかで、そういった書き込みは削除するなどの対応をしていますので、問題を認識した上で対応策の強化を今後も進めていきます。

 青少年に限らず、そもそも犯罪的な書き込み自体が利用規約に反しますので、それは規約に則って対応していきます。

――15歳以上にまで年齢制限が引き下げられましたが、15歳という年齢を選んだ理由は何ですか。

笠原:基本的には15歳未満の方にも利用していただいて問題ないと考えているのですが、そこは段階的にということですね。今回の取り組みでは高校生以上を想定しています。まあ実際には中学3年生も入るじゃないかと言う声もあるかと思いますが、その年齢から始めていきます。

原田:我々が設けている利用制限やサポート体制というのは、基本的に15歳以下の方がご利用になっても大丈夫なようにしてはおります。しかしそこは念には念を入れて、段階を踏んでインターネットのリテラシー、あるいはコミュニケーションのリテラシーがある程度は形成されているであろう高校生世代から開放して、様子を見ようと考えています。

 そこで不足があれば補って、問題がないようであれば、さらに年齢制限を引き下げることも検討していこうと思っています。すべては今回の年齢制限緩和後の使われ方を見てからということになります。

――別途、青少年向けの専用サービスを設ける計画はありますか。

原田:サービスの具体例があまりお話できていないので、すごく曖昧な内容になってきますが、友達同士で使えるスケジューラや、同じクラスの友達同士で共有できる写真サービスといったものはあるかと思います。

 機能制限だけすると、18歳未満の方が正直に年齢を登録してくれないかもしれませんので、そこに対してはしっかりとメリットを提供していきたいと考えています。

笠原:こうしたサービスに関しては、mixi アプリやmixi Connectを活用したものも登場すると思います。別のサイトでmixi内の友人とコミュニケーションをとれるとか、あるいは別の端末、たとえばフォトフレームで家族の写真を共有できるなど、さまざまなものがあると思います。

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