ネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは、個人向け投資ファンドを展開する株式会社エンジェル・コムと共同で、アイシェアが提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
ネットマーケティング事業を展開するアイシェアは、個人向け投資ファンドを展開する株式会社エンジェル・コムと共同で「経済影響に対する投資家の意識調査」を行った。調査対象は30代40代の688名(男性54.2%:女性45.8%)。現役投資家の投資内容は株が82.1%、ファンド34.4%、 FX18.4%。
麻生内閣の発足、リーマン・ブラザーズの破たん…様々な影響を受けている日本経済だが、一般投資家はこれらをどのように受け止めているのだろう。
現役投資家を対象に「麻生内閣による投資への影響」を聞いたところ、投資対象の価値が「上がる」という意見は7.6%とごく少数。「下がるかもしれない」という意見が最も多く38.2%だった。
麻生内閣に対する景気回復の期待はどうだろう?「期待できる」としたのは23.5%で、実に7割以上が「回復は期待できない」としている。
では米国リーマン・ブラザーズ破たんの影響についてはどう見ているのか。こちらは下がるかもという意見が68.8%を占め、ほとんどの人が悲観的な考えを持っていることが伺えた。
リーマン・ブラザーズ破たんによってどのようなことが予測されるかを自由回答で意見を募ったところ、「株価暴落(30代男性/一般営業職)」「世界恐慌に進んでしまいそうで怖い。(40代女性/一般事務職)」といった声が多く見受けられた。
しかし「公的機関の素早い対応がないと危ない。(30代男性/IT関連職)」「一時的に落ち込むと思う。落ち込む期間は政府の支援策次第(30代男性/団体職員)」という意見も見られ、景気回復に麻生氏の政治手腕が問われていることも伺えた。
このように経済的に過敏な時だが、現役投資家の4分の1は投資を行っていることを家族や身の回りに告知していない様子。現状の景気に内心ヒヤヒヤしながら見守っている人も多いようだ。
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