アイシェアが実施した携帯端末とキャリアに関する意識調査によれば、携帯電話3キャリアには、「ビジネス向けのドコモ、おしゃれなau、低価格なソフトバンク」といったイメージがあるという。
この調査では、ユーザーが各キャリアに対してどのようなイメージを抱いているのか聞いた。
ドコモのイメージは「ビジネスマン向き」が45.1%とトップ。「年配者向き」が25.3%と高いのは、同社の高齢者向け携帯シリーズが認知されていることが要因ではないかと、アイシェアは分析している。
auのキャリアイメージは「若者向き」が65.6%と突出している。また、「女性向き」が20%を超えたのは同社だけだった。他社に比べて充実している点のトップは「端末のデザイン」(33.6%)、次点が「音楽」(28.5%)だった。ビジネスマン向けのドコモと比較すると、auはおしゃれな小物というイメージが強いようだ。
ソフトバンクモバイルは、CMが49.8%に「好き」と支持されたが、キャリアイメージは24.9%が「安っぽい」と回答していた。他キャリアと比べた優位点も「料金体系」が56.5%と圧倒的トップで、「低価格ツール」ととらえられている。
調査期間は2008年2月25日から2008年2月27日。有効回答数は253名。男女比は男性55.3%、女性44.7%。回答年代比は10代4.7%、20代17.0%、30代45.5%、40代27.7%、50代5.1%。
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