ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
今の住環境をより良いものにするリフォーム。需要が高まっているとも聞くが、実際のところどうなのだろう?20代から40代を中心とするネットユーザー男女475名の回答を集計した。回答者の住居の内訳は「持ち家:一軒家」が191名(40.2%)、「持ち家:マンション」が71名(14.9%)、「賃貸:一軒家」が24名(5.1%)、「賃貸:マンション・アパート」が181名(38.1%)、「その他」が8名(1.7%)。
自宅の満足度を10点満点で聞いたところ、「7点」が21.7%、「8点」20.6%、「5点」16.0%、「6点」11.2%と続き、5〜8点の合計は69.5%。性別・年代別問わず「中の上」とも言える5〜8点の間に集中しており、「10点」は7.8%だった。
リフォームしたいところがあるかとの問いには、51.6%が「ある」と回答。男女別に見ると男性47.6%に対し、女性は56.8%と、女性の方が10ポイントほど高かったが、年代差は見られなかった。住居別に見ると、「賃貸:マンション・アパート」では33.1%と低いものの、他はいずれも6割前後と高い。
リフォーム希望者のリフォームしたいところは、複数回答形式で、「キッチン」が49.8%、「風呂」が46.5%、「リビング」が33.9%、「トイレ」が32.7%、「寝室」が28.2%といった順。
男女別に見ると、ほとんどの項目において女性が男性を上回り、「キッチン」は男性45.3%に対し女性 54.7%、「風呂」は男性39.8%に対し女性53.8%、「トイレ」は男性28.9%に対し女性36.8%と、約8〜14ポイントも差が開いた。女性の方がリフォームに関心が高いと言えそうだ。
年代別に見ると、20代では「自分の城」とも言える「寝室」が38.3%で他の年代より高いのが特徴。30代では「キッチン」55.1%、「トイレ」 39.0%が他の年代より高ポイントとなっており、40代では、子育て世代らしく「子供部屋」が17.2%と、10%未満の他の年代より高いのが特徴的だった。
住居別に見ると、「キッチン」は「持ち家:マンション」で61.9%と他の住居に比べ高く、「風呂」は「賃貸:一軒家」で66.7%と他の住居よりも高ポイント。「持ち家:一軒家」は他の住居と比較すると、場所毎の差はさほど大きくなく、どの場所も「広く浅く」リフォームしたいことが伺える結果となった。
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