ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
高画質の「ハイビジョンビデオカメラ(HDカメラ)」の市場が急速に拡大しているが、ネットユーザーではどの程度普及しているのだろうか。20代と30代の男女573名の回答を集計した。
HDカメラを「持っている」のは7.7%、「持っていない」のは92.3%と、持っている人はまだ少数。
男女別に見ると、「持っている」と回答した男性は 9.8%、女性は5.2%と、男性の方が所有率がやや高い。世代別では、20代が10.1%、30代が7.0%と20代の方が高かった。
HDカメラで撮影をしたことが「ある」のは11.2%、「ない」は88.8%。
性別・男女別のいずれでも、撮影経験率がHDカメラの所有率を上回っているのは、持っている人から借りたり、レンタルサービスを利用したりして撮影したと考えられる。撮影経験率は男性が15.4%、女性が6.3%と男性の方が高かった。
HDにかかわらず撮影した動画を編集した経験が「ある」のは26.0%、「ない」は74.0%。男女別では、編集経験がある男性は36.7%で、女性の13.8%を22.9ポイント上回った。
また、HDカメラを持っている人で動画編集経験があるのは54.5%だが、持っていない人は23.6%と、HDカメラを持っているかどうかと動画編集経験とは密接な関連が見られた。
HDカメラの所有者は、撮影から動画編集まで一貫して自分の手で行っているカメラ好きが多いのだろう。
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