ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
生活エリアのお店や企業の情報を職業名・サービス名から探す「タウンページ」。必要な時に必要な情報が探せるとあって、昔から各家庭に欠かせないものだった。インターネットや携帯電話の普及に伴い、新たにインターネット版の「iタウンページ」もサービスが開始されたが、それぞれの利用動向に違いはあるだろうか?20代から30代を中心とするネットユーザー男女422名の回答を集計した。回答者の固定電話契約率(自宅)は82.9%。
「自宅にタウンページがある」と答えた人は全体の71.1%。所持者に「何年度版のタウンページを持っているか」を聞いたところ、「最新(2008年度)版」が68.3%、「去年(2007年度)版」が12.0%だった。
タウンページで調べる頻度が最も高いジャンルについては、「医療・健康・介護」が22.3%、「公共機関・団体」が13.0%だった一方、「住まい」「グルメ」はいずれも5%以下と低め。「旅行」や「ショッピング」関連の利用率も極めて低く、「タウンページで調べたことはない」人は48.7%に上った。
併せてタウンページ利用経験者に利用時の連絡手段を選んでもらったところ、「固定電話」が88.3%と圧倒的で、「携帯電話」は11.0%にとどまった。
一方、「インターネットタウンページ(iタウンページ)を知っているか」との問いには、68.7%が「知っている」と回答。iタウンページを知る人に、最もよく調べるジャンルを答えてもらったところ、「グルメ」が18.6%、「医療・健康・介護」が10.7%と、用途に冊子版との大きな違いが見られた。
また、冊子版と同じようにiタウンページ利用経験者の連絡手段を聞いたところ、「固定電話」が58.9%だったのに対し「携帯電話」が35.8%と、こちらも冊子版と比べて携帯電話での連絡率が高く、使われ方にも差があった。
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