ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
9月16日に米調査会社のピュー・リサーチセンター(ワシントン)から「ゲームは子供の社会性をはぐくむ」という調査結果が報告された。日本国内ではテレビゲームが子供に及ぼす影響は少年犯罪との関連性など、しばしば議論になることが多い。
そこで、テレビゲームが子供に与える影響をどのように考えているのか、30代から40代のネットユーザー男女の回答を集計した。有効回答数は704名で、子供がいる回答者の割合は30.4%、テレビゲームの所有率は63.6%。
子供にテレビゲームを与えている割合は75.1%と高い割合で子供がテレビゲームに触れていることがわかる。子供にテレビゲームを与えている理由では「家族で楽しむため」32.3%が最も高い。以下、「欲しがるので」29.3%、「友達との交流があるので」27.1%と続く。
男女別にみると与えている理由は大きく異なり、女性では「家族で楽しむため」41.2%が最も高い結果だったのに対し、男性では「欲しがるので」31.7%が最も高い理由となった。
米調査会社の調査結果から「テレビゲームは子供の社会性をはぐくむ」と思うか聞いたところ「効果がある」と回答したのは59.4%で、テレビゲームの内容や、利用方法によって効果があると半数以上が感じている。
ではテレビゲームのどのような要素が子供に良い影響を与えると感じているのだろうか。理由としては「家族や友達と楽しめる」63.4%が最も高かった。以下、「動画や音楽などによる解説」34.0%、「全体的な情報量」32.1%と続く。
男女別に見ても「家族や友達と楽しめる」という理由が最も高い結果になった。全体を通してテレビゲームは家族みんなで楽しむことが子供にとって良い影響を与えると感じているようだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」