技術関連株が米国時間10月6日、またしても大幅に下落した。株価はその後、取引終了前の2時間で幾分戻している。
6日、ダウ工業株平均は日中の取引で700ポイント以上下落したが、前日比369.88ポイント安の9955.50で取引を終えた。一方のNASDAQ総合株価指数は一時1800ポイント以下まで下げたが、84.43ポイント(4.3%)安の1862.96で終えた。CNET Tech Indexの終値は、63.1ポイント(4.7%)安の1267.87だった。
ダウ平均株価指数やのNASDAQ総合株価指数などの主要株価指数は日中、数年来の最安値を記録した。またCNET Tech Indexは2006年来の最安値を記録した。
6日に、第3四半期の売り上げが予測を下回ることを警告したSAPの株価は15%以上下落したが、取引終了直前に戻し5.97ドル(13.1%)安の39.68ドルで終了した。SAPは不振の理由について、企業のソフトウェア支出が鈍化したことを挙げている。
AMD、Palm、RIMの株価もパーセンテージで2桁台の下落を一時は見せたが、取引時間中に大きく値を戻した。Googleの終値は前日比15.70ドル(4.1%)安の371.21ドル、Microsoftの終値は1.41ドル(5.4%)安の24.91ドル。
Microsoftによる1株あたり33ドルの買収提案を拒絶したYahooは、株主からいっそう厳しい目を向けられている。Yahooの株価は69セント(4.3%)安の15.31ドルで引けた。
珍しくプラスで引けた企業の1社にAppleがある。Apple株価は1.07ドル(1.1%)高の98.14ドルで通常取引を終えている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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