CNN iReportはSteve Jobs氏が米国時間10月3日朝に心臓発作に襲われたと報じたが、Appleはこれを否定した。
CNNのiReportというコーナーに根拠のない噂話が投稿されたことを受け、Appleの株価が3日午前、急落した。その後、Silicon Alley Insiderなどのブログが、CNNからの情報としてこのうわさを取り上げた(もっとも、Silicon Alley Insiderの記事タイトルは疑問符で締めくくられていた)が、Appleの広報が報道を否定したことを受けて、記事はアップデートされた。一方のCNNは問題となった記事を削除している。CNNのiReportは「市民ジャーナリズム」をうたっているセクションだった。
何者かがAppleの株価を操作して利益を得ようとした疑いがあるため、この事件には調査が入ることだろう(編集部注:本英文原稿の執筆後、米証券取引委員会が調査に乗り出すことを決めている)。この事件で思い出すのは、2007年にApple従業員をかたる人物からEngadget宛てに「iPhone」と「Mac OS X Leopard」のリリースが遅れるという内容の電子メールが送りつけられた事件である。また、2008年に入ってからも、Jobs氏の外見を見て不安になっていると「ヘッジファンドの情報源」が語ったとされる記事が出回っていた。
以下が、CNNのiReportに掲載された記事のスクリーンショット。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス