ブログウォッチャー代表取締役の羽野仁彦氏は、これまでの口コミマーケティングが、「企業がお金やモニター商品をブロガーに提供し、記事を書かせる」という関係から「企業がイベントなどで話題を作ってブロガーを呼び寄せ、自然にブログを書いてもらう」という関係に変化してきたと指摘する。
同社ではこの流れに合わせ、自社グループを中心に試験的に口コミマーケティングのサービスを導入してきたが、すでに複数の成功事例があるという。たとえば生成医療をテーマにしたコンテンツを集約したサイト「cylogue」を公開したところ、来訪者の10%以上が研究者の採用ページに訪れたという。また、旅行情報サイト「エイビーロード」においては、ハワイのツアー情報ページと関連のあるハワイの観光地に関する口コミを表示したところ、滞在時間が3〜8倍、リピート率は1.3〜1.5倍、アクション率では1.3〜2.0倍になっているという。
ブログウォッチャーでは今後、食品や家電、自動車といったブランドイメージを重要視するメーカーや、映画、音楽CDなどエンターテインメント系の企業を中心に、年度内50社程度の導入を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ