Spin Out 1活動で取り組んでいるのは、SUGV、超小型飛行機、戦場および都市で使われる無人センサ、非直接照準式ロケット発射システム(NLOS-LS)、「Bキット」無線技術を含む、FCSプログラム全体のほんの一部だ。
Bキットは、無線、コンピュータシステム、兵士用インターフェースの3つの部品で構成されている(無線の名称は、Joint Tactical Radio System Ground Mobile Radio:JTRS GMR)。キットは、実際のFCS有人、無人車両の登場に先駆けて、既存の高機動多目的装輪車(Humvee:写真)、Bradley戦闘車、M-1 Abrams戦車に搭載される。
歩兵旅団戦闘団にSpin Out 1兵器がより幅広く配備されるのは2011年になる見通しだ。2008年夏の試験は、陸軍評価機動部隊の約1000人の兵士によって実施された。
提供:U.S. Army