[レビュー]ハイビジョンビデオカメラにソニーが出した答え「HANDYCAM HDR-SR12」

ソニー
内容:コンパクトサイズと手軽さで人気を博したDVDモデルから一転、HDDとメモリースティックを記録メディアに採用した、ソニーのビデオカメラ新モデル「HDR-SR12」が登場した。120Gバイトの大容量HDD、フルハイビジョン撮影と時代のトレンドを多分に盛り込んでいる。

大容量HDD&メモリースティックの2 in 1

  • ソニーのハイビジョンHDDビデオカメラは2機種。写真上の黒い本体色の「HDR-SR12」(120Gバイト搭載、実売価格:15万2000円)と、写真下の銀色の「HDR-SR11」(60Gバイト搭載、実売価格:14万3900円)がある。ちなみにHDR-SR11が10g軽い

 駆け足でハイビジョン化が進んだホームビデオカメラ。各社から発売されている2008年春の主要モデルはフルハイビジョンモデルが顔を揃えた。今回はその中からHDDにハイビジョン映像を記録するソニーの「HANDYCAM HDR-SR12」をテストした。

 HDR-SR12は120GバイトのHDDを内蔵するホームハイビジョンビデオカメラ(以下、ハイビジョンビデカメラ)だ。下位モデルに60GバイトのHDDを搭載する「HANDYCAM HDR-SR11」がある。

 この2機種は搭載するHDDの容量と本体色以外に違いはない。購入時の参考のために録画時間を下表にまとめたので参考にしていただきたい。

HDR-SR12/SR11撮影可能時間(ハイビジョン画質)
モデル名FHモード(16Mbps)HQモード(9Mbps)SPモード(7Mbps)LPモード(5Mbps)
SR12(HDD:120GB)約14時間40分約29時間40分約36時間約48時間
SR11(HDD:60GB)約7時間140分約14時間40分約17時間50分約22時間50分

 HDR-SR12は最高画質でも14時間以上の録画が可能。価格差を考えれば上位モデルを選んだ方がお得感はある。

  • 電源スイッチ、録画スタートボタンは親指で操作。手の小さな筆者にとって、快適な位置ではなかった

  • 電子ファインダーも省くことなく装備している。可動範囲が広いので、撮影の自由度が高い

  • こちらが上部から見たところ。ファインダーがすっぽりと収まっている

  • 付属バッテリ「NP-FH60」は、液晶モニタ使用時で約40分の撮影が可能。別売「NP-FH100」を使えば2時間40分程度は録画できる

  • レンズには、従来のHANDYCAMシリーズ同様にカール ツァイス製を採用している

  • シルバーのツマミはマニュアルでのピント合わせに使用する

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]