[レビュー]ハイビジョンビデオカメラにソニーが出した答え「HANDYCAM HDR-SR12」 - (page 5)

ソニー
内容:コンパクトサイズと手軽さで人気を博したDVDモデルから一転、HDDとメモリースティックを記録メディアに採用した、ソニーのビデオカメラ新モデル「HDR-SR12」が登場した。120Gバイトの大容量HDD、フルハイビジョン撮影と時代のトレンドを多分に盛り込んでいる。

編集、保存に優れるPC保存

 パソコンを使う場合は付属の映像管理ソフト「Picture Motion Browser」を使用する。パソコンとHDR-SR12はUSBケーブルを用いて接続できる。従来のディスク作成機能に加えて、映像を一定間隔でサムネイルとして区切り、フイルムのように表示する「フィルムロールインデックス」や、人物や音声が盛り上がっている部分を検知してサムネイル表示をする「ハイライトインデックス」機能を強化している。

 特に面倒な編集はしなくてもHDR-SR12の映像をカンタンにHDDやDVDメディアに保存できるので、初心者でも操作には迷わない。

 ただし、AVCHD方式で記録したBlu-rayディスクやDVDは、対応製品でしか再生ができないので、再生機器についてはホームページであらかじめ確認しておきたい。

  • PCを用いて保存する場合には付属ソフト「Picture Motion Browser」が必要となる

  • ビデオカメラとPCをUSBケーブルで接続後、映像を取り込む

  • パソコンに録画画像を転送し、DVDに記録する

1020万画素静止画撮影もサポート

 高画質のCMOSセンサーを使った静止画撮影も強い。静止画は最大1020万画素での撮影が可能。A4サイズぐらいへの印刷なら十分に使える静止画を撮影できる。

 そのほかに撮影した動画から、300万画素(パソコン使用時)、210万画素(本体使用時)でそれぞれ静止画を切り出せる。テストではFHDで撮影した動画から約300万画素の静止画を切り出したが、年賀ハガキへの印刷程度なら、キレイに印刷できる画質だった。

  • デジカメ写真の撮影機能は最大で1020万画素に相当する。スペックの割りに画像の輪郭は甘いが、ビデオカメラの静止画機能としては十分だと感じる。ちなみに画角は4:3になる

  • Picture Motion Browserの編集機能を使うと撮影したハイビジョン映像から約300万画素の静止画を切り出せる。作例はFHDで撮影した動画から切り出している。このほかに本体だけで210万画素の静止画切り出しが可能で、メモリースティックに保存して配ることも可能だ

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