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不動産業者からソムリエまで--大金を手にしたグーグル退職者たちの今 - (page 3)

文:Stefanie Olsen(CNET News.com) 翻訳校正:矢倉美登里、藤原聡美、緒方亮、長谷睦、佐藤卓、吉武稔夫2008年02月06日 08時00分
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Bret Taylor氏。「Google Maps」の元開発者。現在は「Friendfeed」の共同創設者

 Brin氏とPage氏がGoogleの創設に奮闘していた1998年当時、Bret Taylor氏は2人が所属していたスタンフォード大学コンピュータ科学部の1年生だったが、2人には一度も会ったことがなかった。Taylor氏はその5年後、製品担当マネージャーのアシスタントとしてGoogleに入社し、検索業界の師と仰がれる2人に出会うことになった。それからの4年半、Taylor氏はGoogleで、「Google Local」「Google Developer Network」「Google Maps」などの開発に尽力し、その成果が認められて創設者賞を受賞している。Taylor氏やその同僚のJim Norris氏にとって、この賞は百万ドルもの大金に匹敵する価値をもらたしてきた。

 Taylor氏は、あくまでも比較の上での話だが、サンフランシスコのベイエリアでの生活コストの高さを考えると、Google在籍中は特に裕福というわけではなかったと話す。Taylor氏は現在、カリフォルニア州ロスガトスに家を買い、妻と2人で暮らしている。

 Taylor氏とNorris氏は、2007年7月にGoogleを退社し、Benchmark Capitalの客員起業家(EIR)プログラムに参加した。その4カ月後、「Gmail」の開発にかかわった元Google社員のSanjeev Singh氏とPaul Buchheit氏とともに、「Friendfeed」というサイトのベータ版を立ち上げた。Friendfeedでは、RSSとAtomのフィードを利用し、新着記事、音楽の好み、写真のアップデートといった情報をウェブのどこからでもメンバー同士で共有できるようになり、閉じられた環境で「落ち着いた」議論を展開できる、とTaylor氏は説明する。Friendfeedは、「Facebook」に似ているが、Facebookで特徴的な「poke」(突っつき)機能やバーチャルギフトはない。

 「われわれの目標は、ソーシャルなソリューションを使って情報の問題を解決し、人々がウェブでコンテンツを見つけやすくなるようにすることだ」とTaylor氏は話している。

Aydin Senkut氏。元Google販売担当マネージャーで、現在はベンチャー投資家

 典型的な「A型」人間を自認するAydin Senkut氏は、1999年11月に従業員番号第63番としてGoogleに入社した。連日16時間働き、Googleが最初に立ち上げた10の各国語版サイトの立ち上げに協力し、英国におけるAOLや、アジアにおける富士通など、歴史的な検索広告配信契約を結んだ。

Aydin Senkut Aydin Senkut氏
提供:Aydin Senkut

 仕事に疲れたことと、銀行預金がけた違いに増えたことから、Senkut氏は2005年、家族と過ごすためにGoogleを辞めることにした。正式に退社したのは2005年4月で、その時の気持ちを、長い間つきあってきた彼女との別れに例えている。Senkut氏は現在、Felicis Venturesという投資会社を経営し、BuzzLogic、Meraki Networks、Mintなど、35もの企業に出資している。

 「私は自分自身の名を揚げたい」とSenkut氏は語る。

 Google退職者たちの間でも大きな存在感を持つSenkut氏は、Googleの元従業員Georges Harik氏とオフィスをシェアしている。妻と共にペンシルベニア大学の後援者として名を連ねて、彼の名を冠した奨学金を提供している。さらに、カリフォルニア大学サンフランシス校でも、長寿とガンに関する研究を後援している。

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