ネットスターは10月18日、ネットカフェ業界向けのフィルタリングサービスを開始すると発表した。特に未成年者のインターネット利用について、ネット犯罪の被害者・加害者となるケースを未然に防ぐことを目的としている。
ネットスターが新たに開始するフィルタリングサービスは、ヤマハ製のビジネスルータ上で動作する同社のフィルタリングサービスをベースにしたもの。ルータ配下のパソコン端末からのネット閲覧を一括して制御することが可能なため、パソコン1台ずつへのインストール作業が不要で、フィルタリング有無の切り替えなどネットカフェの店舗側での日常的な運用負荷を下げることができる。
導入第一号店舗として、ランシステムの新店舗「スペースクリエイト自遊空間 BIGBOX高田馬場店」に採用される。ランシステムでは同店のオープンにあたり、18歳未満の来店者向けフィルタリングを提供する際の運用負荷軽減策を検討してきた。店舗での実地検証を行ったところ、「フィルタリング精度の高さ」が確認でき、今回の採用に至ったという。
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