「42Z3500」は、東芝液晶テレビのフラッグシップ「REGZA Z3500」シリーズのメインとなる42型モデルである。既発売の「REGZA H3300」がテレビを楽しむリビングモデルとすれば、本機はAVクオリティと機能に徹底的にこだわった本格派の多機能モデルといえるだろう。
そのスペックは前モデルZ2000シリーズから多くの点でブレイクスルーを果たしている。「最新のトレンド機能をふんだんに盛り込んでいます」(東芝 本村氏)というように最上位モデルにふさわしい、トレンド機能全部入り液晶テレビに仕上がっている。
第1の特徴は、Zシリーズファン待望の最新液晶パネルの採用だ。液晶パネルはフルHD(1920×1080ドット)で、最新の120Hzの倍速駆動に対応し、信号処理は10bit、バックライトは広色域と、現在望みうる最高レベルのスペックを誇る。
HDMI1.3a端子を背面と側面に備え、1080p入力に対応。1.3a対応によって色域の広いx.v Colorと、階調の細かいDeep Colorをサポートしている。前記したようにパネル側も10bit処理&広色域バックライトでこれらの信号処理に対応している。
SCEの「PLAYSTATION3」(最新バージョン)は、これらの新規格に対応しているので、PS3との相性はとても良いといえそうだ。もちろん、タイムラグの少ないゲームモードも継承している。
HD DVDなどからの60p/24p入力はもちろん、映画の24コマを正確に再現する「5-5フィルムモード」(後述)も搭載している。
というように、スペックの概要を見ただけでも、本機の実力の高さが伺えるだろう。
株式会社東芝
テレビ事業部 地域第三部
日本担当 参事
本村裕史 氏
液晶テレビREGZAは、画質面についても機能面についても、今できうることすべてを詰め込んだのりしろの広いテレビです。画作りに関しては、スペック競争だけでなく、リアリティを追求し、映像制作者の意図をそのまま反映できるようなものに仕上げました。いろいろな使い方のできるテレビですから、ぜひ楽しんでいろいろな使い方を見つけていただきたいと思います。
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