今、できうることすべてを詰め込んだ液晶テレビ--東芝「REGZA 42Z3500」 - (page 7)

東芝
42Z3500
内容:2007年のテレビのトレンドは、リンク、録画、倍速駆動の3つだろう。東芝「REGZA Z3500」シリーズは、このトレンドを網羅した上で、独自の味付けを加えた高機能テレビに仕上がっている。ほかのテレビにはない便利な録画機能とリアリティを追求した画作りの秘密を、開発者のインタビューを交えて解明していこう。

細かい部分にも改良の手が入っている

 Z2000と比べると、細かい部分も改良が図られている。 Z2000では不可だった外付けHDDの「全タイトルレジューム再生」に対応。また、再生中に録画が始まっても再生を継続可能になった。

 Z2000では録画開始時に一旦再生が止まってしまい、もう一度再生ボタンを押せば再生はできるものの、レジューム再生がないために、頭からの再生になってしまった。当然の改良といえるが、こうした不便さが解消された点も進歩といえるだろう。

  • リモコン部もブラッシュアップが行われている。Z2000(左)では再生系ボタンが扉の中にあったが、H3300(中央)では扉の外に出した。今回のZ3500(右)では、スキップボタンも加えている

 操作性では、Z2000ではリモコンの再生系ボタンが扉の内部にあったが、本機ではH3300と同じくリモコン表面に移動し、使い勝手が向上している。また、リモコンの赤外線発光LEDが外に飛び出すようにレイアウトされ、信号エリアが広くなっている。

 総じて見ると、徹底して追求されたこだわりの高画質と、拡張性の高い外部器機とのリンク連携、手軽な外部HDD録画機能など、高品位で多機能なハイエンドモデルといえる。最高レベルの映像を楽しみたい人はもちろん、外部器機とともにテレビを末永く使いこなしたい人にも勧められるだろう。

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