Appleは米国時間6月26日、「iPhone」のデータプランの料金を発表するとともに、iPhoneの利用開始手続きを家から行う方法を解説した動画も公開した。
29日にはAppleやAT&Tの店頭に長い行列ができることが予想されるなか、一部のアナリストは、iPhoneの設定手続きに一晩中かかるのでは、と懸念を明らかにしている。しかし両社は、顧客が自分のiPhonesを「iTunes」からインターネット経由で設定可能にする予定である。この動画では、iPhoneをMacもしくはPCに接続して登録を行う方法が手順を追って解説されており、デモでも手続きが行われている。
Appleは、iPhoneのとコンピュータとの同期を一元管理するアプリケーションとして、iPodと同様、iTunesを使用している。ただしiPhoneでは楽曲や動画に加え、iTunes経由で住所録やカレンダー、電子メールも同期する予定。iPhoneの電子メールアプリケーションは、IMAPやPOP3アカウントからワイヤレスで電子メールを取り込むこともできる。
Appleはいずれ、iPhoneユーザーが会社にあるMicrosoft Exchangeを使った電子メールサーバとも接続可能にするかもしれない。CNET News.comの姉妹サイトであるZDnet.comのMary Jo Foleyは26日、Appleは、Exchange ActiveSyncプロトコルの利用に関してMicrosoftとライセンス契約を結ぶことを計画しており、実現すれば、iPhoneユーザーがExchangeアカウントに直接接続できるようになる、と伝えている。一方、Research in Motion(RIM)の「BlackBerry」や、Motorolaの「Good Mobile Messaging」などが採用している、電子メールが届いたと同時に端末に配信するプッシュ型電子メールソフトウェアをiPhoneがサポートするかどうかについては明らかにされていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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